パラレルワークの意味
パラレルワークは、本業の仕事とは別に自分の興味があることや得意なことで社会に貢献するという働き方です。
副業とは何が違うの?
本業とは別の仕事もするという意味では「副業」と似ています。
「パラレルワーク」という言葉を使うときは、自分のスキルを磨きたい、得意なことで世の中の役に立ちたい、というニュアンスが強くなります。つまり、収入の有無は二の次という感じですね。
一方、「副業」の場合は、収入を得ることが主な目的になります。「副業」を始めようというときには、本業の仕事だけでは生活が苦しいから、複数の収入源を見つけて安定したいとか、そういったことを考えるのが普通だと思います。
つまり、「副業」は収入を得る手段である一方、「パラレルワーク」では収入は必ずしも必要なものではないのです。
なぜ注目を集めているの?
世間では「働き方改革」も浸透してきており、夕方の早い時間の電車が混んでいることも普通の光景になってきました。「働き方改革」が注目されるにつれ大企業でも「副業解禁」なんてことが議論されるようになっています。
社員の立場からすると、自分の会社が将来残っているか分からない、高齢化社会で自分が老人になる頃には年金なんてほとんどもらえない、何より給料が上がらないから今の生活がそもそも苦しいなんてことが背景にありそうです。
では、大企業の狙いは何でしょうか。「副業解禁」をすれば、社員が新しいスキルや人脈を見つけて会社に貢献してくれるという声も聞こえます。今の時代、大きな企業でもうまくいっていないことが多く、その活路として考えているのだろうなと思います。
パラレルワークは個人の「自己実現」という意味合いで語られている感じですが、スキルアップを重視するという意味では、大企業が「副業」に期待していることと同じですね。「副業解禁」は「パラレルワーク解禁」と言い換えた方が正しいのかもしれません。
少し前までは、本業以外に仕事をするなんていうと少し後ろ暗い感じがありましたが、世の中も変わったなぁと感じます。
まとめ
「全部の卵を一つのバスケットに入れてはダメ」という言葉を聞いたことはありますか?先の読めない時代には、一つのことだけ、一つの会社だけに依存していてはいけないのだと思います。
かといって、「副業」でお金ばかりを意識する人生も何か違うなと思います。
パラレルワークという働き方、生き方に向いているのか分からないけれど、「幸せ」を求めて、しばらく頑張ってみたいと思います。
今日はここまで。
パラレルワークを実践されているSnapmartの村上さんの記事もとても参考になりました。興味がある方はぜひ読んでみてください。
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